神奈川さんぽ

久しぶりの江ノ電

3連休の真ん中、日曜日。

ぽかぽか小春日和のような日。
(小春日和は多分11月に辺りで使う言葉だろうけど。。。残暑とか言いたくないのでw)

ふらりと江ノ電に乗ってきました。
人生2回目の江ノ電。
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藤沢駅から乗ったのですが、思ったより空いていました。
鎌倉から乗ったら多分激混みだったと思います~。

 

そして鎌倉高校前で下車。

 

目の前は海ですよー♪
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134号は相変わらずの大渋滞っぷりを見せていて、この車が無ければいいのになぁーとか、勝手なことを考えつつ、稲村ガ崎を目指してショートお散歩です。

 
相変わらず沢山いるトビ。
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結構低空飛行してくるので、何気に怖いときもあります。
エサやったらダメですよ、奥さん。

 

お昼過ぎからぷらぷら行ったので、あっという間に日が傾いてきました。

水がある景色って、本当に好きです。
見ても、聞いても癒される。。。。☆

 

結構沢山の人がただぼーっと座って海を眺めていました。

 

なんか贅沢なひと時だよね。何もしない贅沢。。。

 
そんな中、浜辺で釣りをしている人もちらほら。
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いったいここで何が釣れるのか・・・

 

砂浜での釣りって、カレイくらいしか思いつかないけど・・・カレイ!?

 
あぁ、カレイの煮付け食べたいぬん(ヲイ)。
今度作ろうwww

 

 

 

そんなこんなしている間に、すっかり夕日モード♪
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沈み行く太陽に、江ノ島が照らされています。

 

キレイだなぁ~・・・・・

 
ってことで、あっという間に稲村ガ崎に到着。

 

前回は、鎌倉駅から由比ガ浜を通って来たんだよねぇ。あの時は、汗だくだったのだけど・・・・(笑)。

 
さてさて、稲村ガ崎に来たら見たいと思っていたものがあったのです。
前回はその存在を知らなかったので、思いっきりスルーしちゃったんだけど(笑)。

 
それが、この碑。
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先日TVで見たんだけど、新田義貞がここから海を歩いて鎌倉に攻め入ったというお話が残っているのだそう。その石碑なんです。

 

時は鎌倉時代。
鎌倉攻めをしていた新田義貞は、今も残る「切通し」と呼ばれる細い山道からの攻撃に苦戦していました (確か3箇所あるみたいです、この切通し。行ってみたいの~)。 

なんたって鎌倉は3方を山で囲まれていて、残る1方は海という攻めるには難しいところ。 

このままじゃ鎌倉を攻めることができないなーと考えた新田さんは、海から行けばいいんじゃん? と思いつきます。 

鎌倉に長く住んでいた彼は、潮の満ち引きが分っていたんですね。
なので、干潮の時刻を狙って海から周っていったわけです。

さて、ここで普通に干潮の時に渡るのではつまらんと思ったのでしょうか。
兵士の士気を上げるためなのか知りませんが、彼はとある演出をします。 

時の天皇、後醍醐天皇から授かった黄金の太刀を稲村ガ崎の海に投げ入れ、祈りをささげました。

 
なんと言うことでしょう~

 

潮がどんどんひいていくではあ~りませんか~

 
コレに驚いたのは新田軍の兵士たち。

 

すげー、義貞すげー。みたいな。

 

ってことで、テンションもあがって北条さんを討ち取ったわけでございます。 

ちゃんちゃん。 

そんなお話が残る稲村ガ崎。

TVで見て、「この前行ったのに気づかなかったー!」ってことで、今回見たかったんですよね☆
見れてヨカッタ♪
そんな稲村ガ崎には、松の木が沢山あるわけですけども。。。
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よく見ると、こんなラベルがーーー
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え、なになに

宝くじ当たるご利益とかあんのかーー!
みたいなね(笑)。 

でも何本も宝くじ松ってあったので、帰ってから調べてみたら、日本宝くじ協会の助成を受けて松の配布をしているところがあるのでした。そんなご利益のある松なんてないか。。。笑 

そんなこんなで、2ヶ月ぶりに湘南を満喫した日曜日でした。
稲村ケ崎からは再び江ノ電に乗って、鎌倉まで戻ってから帰宅しましたですよ。

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そしてこの日、鎌倉から戻る横須賀線内で知った訃報。 

私が世界一周している時からブログで交流のあったタビロック夫妻が、ボリビアで亡くなられたのです。。。(ボリビアのオンライン新聞に載った記事を和訳したものはこちら)

世界一周から戻ってきても、私が宇都宮でラーメン・餃子を食べた時に、お店の話で盛り上がったり、色々やり取りしていたのに・・・(ご夫妻は宇都宮の方です)。本当にいまだに信じられません。

アフリカでマラリアに感染。そしてボリビアで発症し、そのまま命を落としてしまった二人。

日本にいたって、病気にもなる可能性だってあるし、事故にあうことだってある。。。
でも、遠い異国の地で、まさか旅のさなかにこんな結末を迎えることになろうとは、想像だにしていなかったことと思います。

色々危ない目に会った人の話も聞くし、ニュースも見るけれど (ボリビアのデスロードでもこの前亡くなった方いましたよね)、心のどこかで自分は大丈夫、無事に帰れるよっていう根拠のない自信があったことは間違いありません。 

そしてたまたま、何も問題なく帰国できたけど、実はそれってすごいことなんだよなぁって改めて思います。 

タビロック夫妻のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 


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