シンドラーのリスト
昨日、ワルシャワからポーランド南部の街、クラクフへ移動してきました。
ものすごい観光客の数!!
ワルシャワより多いんじゃないかしら・・・。
とりあえず、バスを2つ乗り継いでホステルへ。遠かった(笑)。
でもおかげで、静かでキレイなところでくつろげます☆
すぐそばには川も流れていて、川に沿って街の方へ歩いてみました。
世界遺産にもなっている旧市街までは、テクテク歩いて30分弱くらいかしらん。
天気がいいと、何を見てもきれいだー。
↑正面に見えるのは、なんとかっていうお城らしいです(笑)。
そしてユダヤ人居住区へ・・・
久々に見たよ、ヘブライ語。イスラエル以来だー。
コーヒーだけならいいけど、ご飯は食べられなさそうだ。
・・・・ってか、ジャマw
ここは、ユダヤ人が住んでいた場所・・・ではなくって、強制的に住まわされていた場所。ユダヤ人隔離居住区。ゲットーと言えば、お分かりの方も多いのではないでしょうか。
クラクフ・ゲットーなんです、ここ。
こちらは昔シナゴークだったところで、今は博物館になっております。
ここの近くで、『シンドラーのリスト』の撮影も行われたのですって。
ということで、ここから歩いてさらに20分ほどのところにある、『シンドラーの工場』へ行ってまいりました。
シンドラーは戦争勃発を機に、一儲けのためにここクラクフへやってきました。そしてホーロー工場を買い取り、事業を拡大していきます。
この工場では、ポーランド人をはじめかなりの数のユダヤ人も働いていました。そして最終的に1100人以上ものユダヤ人を救ったシンドラー。
途中からはお金儲けなんてどうでもよくなって、全財産をなげうってユダヤ人救済にあたったのは映画になったとおりです。
そんなシンドラーを取り巻く歴史を展示してあるのが、ここシンドラーの工場跡地にできた博物館。
ものすごく広い博物館で、展示の仕方も工夫されていて、かなりおススメです。全部見て周るのに、2時間以上かかりました・・・・。
戦後のシンドラーは金策に困る生活を送るようになっていたらしく、彼に助けてもらったユダヤ人がエルサレムに招待したのだそうです。そしてシンドラーのお墓はイスラエルにあるのですって!!
知らなかったよ・・・・イスラエル行ったのに。
美しさと悲しい歴史が共存しているクラクフ。
明日はアウシュヴィッツへ行ってきます。心の準備をせねば・・・・
2010年8月20日

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Comment
わぁ・・・。行くのね。すごく重いとこだよね。きっと。
色んな思いがあふれてる場所なんだろうなー。
世界中そんな場所たくさんあると思うんだ。
日本だって戦があって、戦争があって。
盗賊なんてのがいたりして。
でもそこはとぉっても重い場所のような気がするよぉ。
どっと疲れちゃうかもだね・・・。
でも私もいつかは訪れたいと思ってます!!!
気をつけて☆
先にも記したように、ドイツに近いですからね…色んな意味で。
私はゴーストとか全く鈍感だし、霊感なんてものもすこぶる鈍・鈍・鈍!
敏感な人はアウシュビッツ、きついらしいですヨ。
ポーランドと言うとすぐワルソーゲットー そしてアウシュビッツの列車の終点を思い出して何百万のユダヤ人大虐殺の歴史を思いだす 戦後の生まれだけど映画なんかで何度も見てるね 先日広島の原爆慰霊祭があって一瞬にして20万の人がなくなった事も合わせて目頭が熱くなる。
CHIEちゃん
そうなのよ、アウシュヴィッツってねスゴイところなんだけど、沢山の人の命が失われたという点においては、「数あるうちの1つ」にすぎないんだよね。日本にだってそんな歴史はあるし・・・。
でもその中でも、やっぱりなんか避けて通れないというかさ・・・。おろかな人間がやった事実を見てみたいなっていう単純なところもあったりして。
実際、どっと疲れた・・・
芸者ガ~ルさん
私もまったく何も感じないんですよ。
だからその点では大丈夫だと思いますが、強い人は無理でしょうねぇ。
でも鈍感な人間でも、感じるものは沢山ありました。。。
jidaiya_3さん
そうですね、ポーランドがしでかしたことではないのに、ポーランドと言えば、アウシュヴィッツやゲットーなど、悲しいことばかり。おかげで暗くて怖い国だと思っている人が私の周りにも多いです。
世界中にある悲しい場所の1つですが、訪れることができてよかったと思います。