北大キャンパスのお散歩日記の続きです。
クラーク博士の胸像を見た後、農学部の校舎を見つつ再度北上。
途中、学食でご飯を食べて(笑)、理学部を横切ってたどり着いたのが・・・・
新渡戸稲造さんの胸像。
そう、昔5千円札だった新渡戸稲造さんです。「武士道」でおなじみの新渡戸さん。
知らなかったのですが、新渡戸さんって札幌農学校の2期生だったのだそう。でもクラーク博士とはすれ違いだったみたいですが。残念。
そしてこれは私も聞いたことがある事件ですが、なんと在学中に「丘珠事件」が起こって、その解剖を担当していたんですってー。びっくり。
そんな (どんな❓) 新渡戸さんの斜め後ろにあるのが、あの有名なポプラ並木です。
すごいきれい!立派なポプラです。
ポプラって、成長がすごい早い木なんですって (相方談)。そして結構寿命も早いらしいです。この有名なポプラ並木も老朽化と台風の影響で一時期見れなくなっていたと記憶しています。
そしてついに、相方と「見たいねー」と言っていた札幌農学校第2農場です!!
すごくきれいなところ!ここだけ囲われていて守衛さんが立っていて、ちょっと他の場所と違う感じでした。
先日、歴史秘話ヒストリアという NHK の番組で、クラーク博士の話を見たときに一緒に紹介されていた建物があるんです。
ちょっと前まで、この第2農場は耐震工事のため閉鎖されていたみたいなのですが、行った時は無事入ることができました。景色も本当にきれいで、スケッチされている方が何人も。
上の写真の、左側の建物がモデルバーンという、クラーク博士が取り入れた様式。
下の写真は、モデルバーンを大きく撮った写真です。
見るとわかるのですが、入り口が2階にあるんです。
その昔、この2階に繋がるスロープがあって、家畜のえさを直接2階に運べるようにしたのだそう。そして2階の床にある穴から、下に藁やエサを落としたのだそうです。効率化!
クラーク博士ってすごいよなぁ・・・ってしみじみ。
このモデルバーンができたころ、札幌農学校演武場もできました。この第2農場にある建物と同じバルーンフレーム構造の建物です。
それが、今の「札幌時計台」。建築物としてみるとすごい建物なんです。
今度はちゃんと時計台を見に行ってみようと思います。