世界一周: セルビア 世界史さんぽ

NATOに空爆された国防省ビル

週末とあってか、泊まっている宿はにぎやかです。
若い男の子ばかり・・・・

若い男の子にさっぱり興味がないので、豚に真珠ですけど (なんだそりゃ)。
てか、ヨーロッパの人は基本パンツ一丁。女の子も下着姿でウロウロしてます。
みんななんか若いね。オイラはすっかりおばさんです。

そんな中、ノルウェーの男の子に色々北欧のことを聞いていたら、彼が突然 「うわ、見た今の?」って指差しまして。その方向を見たら、

白いブリーフいっちょうでトイレに向かう男の子。

へー、外人でもブリーフ的なのっているんだぁ、なんて思ったんですけど、ノルウェー人にはツボだったらしく、ずっと笑ってました。でもよ、その格好で宿の中をうろうろするのはどうよ? 自分の家じゃないんだから・・・。
とまぁ、そんな宿なんですけど。

灼熱の昼になる前に、ちょっとプラプラしてきたですよ。
街は整備されていて、とてもキレイです。戦争がつい最近あったなんて、想像できないくらい・・・
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でもね・・・
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ほんの10年ほど前の1999年に、NATOによって空爆されたビルが今もこうしてその当時のまま、残っているのです (コソボ紛争)。
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これは、国防省のビルなんですって。
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こうして空爆を受けてもなお、コソボはセルビアの領地だと強い信念を持っているセルビア人。私のような平和ボケした1日本人には、その歴史の長さや複雑さは分かりませんが・・・、なぜアルバニア人が多数いたからといって、その地域を一国家として独立させたかったのか。。。

例えば、九州に韓国人が多くなったので、ここを別の国にしますーって言っている様な感じを受けるのは、私のオツムが弱いからかもしれません。
でもこうした空爆の跡と言うのは、みていて本当に辛くなってきます。

宿のおねえちゃんいわく、ここへの空爆で犠牲者は出なかったそうなのですが、彼女の友人がこの隣の建物に住んでいて、飼っていたネコがなくなってしまったとか・・・。かわいそうに。

国防省のあとは、近くにある聖サヴァ大聖堂を見に行ってきました。
ここはセルビア正教会の大聖堂で、世界でも最大級なのだそうです。
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なんとこの正教会、1935年に建設が始まってから、今もなお工事中なんですって。
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内部に入ると、工事中だというのが分かります。
政府などからの支援を一切受けず、寄付金だけで作り上げているのですって。さらに、機械を一切使わず、職人の手作業によってのみ作られているのだとか。

・・・って、朝話したノルウェーの男の子に教えてもらったのですけど・・・汗
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一部が信者の皆様用に開放されていて、熱心に皆さんお祈りをささげていました。
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キャンドルが揺らめいて幻想的な空間でした。
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という訳で、暑くなってきたので宿にもどろうと思ったら、市場を発見してウロウロしたりしちゃって。
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ウロウロしすぎて、ココハドコデスカーって・・・(またかよw)
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手元にある地図には、道の名前がアルファベットで記載されちょるのに、道路にはキリル文字でしか道の名前が記載されておらん。

わからないじゃないかーーーーーーー(怒)

と言うことで、道行く人に尋ねながら、やっと大通りに出たのでした。
ヨカッタ・・・・


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