松山城から緩やかな坂道を下って、次の目的地へ向かいます☆
道沿いには、「ことばのちから松山」ということで、俳句なんかの作品が掛かってたのですが、1つ相方と笑ったのが、こちらw
だよね(笑)。
ってことで、笑いながらたどり着いたのが、、、
うぎゃーーーーー!テンションあがりますー!
でも生家自体はすでになく、今あるのは当時を知る色々な方から支援・情報をいただいて復元された家なのだそう。
ここでは、係りの方がガイドをしてくれて色々説明してくださるのですが、説明を聞き入ったせいで、すっかり写真を撮るのを忘れています(笑)。
ということで、かろうじて撮ってあった少ないショットでお送りしますよ(笑)。
こちらは、連合艦隊解散式で読まれた訓示。東郷平八郎直筆で、起草は秋山真之です。
「勝って兜の緒を締めよ」で結ばれているこの訓示は、アメリカのルーズベルト大統領も感銘を受け、全文を英訳したのち全部隊に伝えたのだそう。
ちなみに「勝って兜の緒を締めよ」の英訳は、「Tighten your helmet strings in the hour of victory」だったそうです。意味そのまんまだけど、やっぱり英語になると言葉の重みが減っちゃうような・・・・(笑)。日本語ってホント語彙の数がはんぱないですよね。日本語の中でも 「ヘルメット」と「兜」や、「紐」「ベルト」と「緒」とでは、違うというか・・。日本語は美しい (でも難しいw)。
秋山さんは文才があったようで、日露戦争の日本海海戦直前に大本営へ打電した際、最後に「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」と加えたのは、有名な話です。この1文には色々な意味合いが込められているのですが、単純に文章としても美しいですよねぇ。やっぱり子規と仲が良かったから影響を受けたのかしら。。
そんな秋山兄弟誕生の地には、彼らの像があります。
彼の手に触れると頭が良くなるといわれているようで、手のこうは色が剥げてしまっていました。
オイラも触っておきました(笑)。
こちらは、コサック隊を撃破した騎馬隊ということで、馬に乗った好古兄さんです。彼は晩年教育者として生き、その生涯を終えています。
この兄弟の像は、実は目線が合うようにたてられているのだそうです。シュテキ!
あ、ドラマでそれぞれを演じられた阿部さんと本木さんも、ここを訪れていたみたいデス!
モックンも真之の手にさわってるー(喜)。
東京で色々めぐってきた坂の上の雲の歴史。ようやく秋山兄弟が生まれた地にこれて、ヨカッタ!!
というわけで、テンションあがったままこれまた近くにある、坂の上の雲ミュージアムに行ってみました!
ちなみにこのミュージアム、建物の設計はあの安藤さんです。安藤忠雄さん。
えーっと、このミュージアム。。。。個人的には「大変にがっかり」で出てきました(爆)。相方と、「え?もうおわり?もう出口?」みたいな感じで。
行く前は、時間足りるかなぁーとか色々妄想して行ったわけなのですが、そこはやっぱり小説のミュージアムだったということと、一般的な時代背景の解説等に終始していたためです。
一般的な時代背景や登場人物に関する情報だったら、オイラたちはこの博物館にあるものよりも濃いものを色々見ているので (乃木神社で乃木大将が自害した実際の刀とかさ)、あまりインパクトがありませんでした。
ま、無料だったからいいよねーという具合に、30分もかからずで出てきちゃった(笑)。
でも来たかったところなので、それはそれで感慨深いものがありますね。
東京に戻ったら、次は真之と広瀬さんのお墓 (鎌倉にあるらしい) に行かねばデス!