世界一周: 中国 世界史さんぽ

死せる孔明生ける仲達を走らす

今日は、朝8時に宿を出発し、お隣の宝鶏市 (Baoji)へ。
バスがすぐ見つかるか不安でしたが、めっちゃくちゃわかりやすいところにありました☆
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片道2時間半。44元也。チャリーン。
そして無事宝鶏市へ到着。

バスを降ろされましたけど、

 

ココハドコデスカ?

 

案内所のオネイさんに、眉県行きのバスに乗りたいんだけどと、紙を見せたところ、指を斜め後ろに向けてさし、何やら説明してくれました。でも 「30」 しか聞き取れなかったんだけど…。なんて言ったの?? あっちに向かって30分歩けってことなのか・・・・Orz

中国語分らないってキビチー。

取りあえず、降ろされたところはバスターミナルらしき場所なので、西安に戻るためにはここに再びやってこないといけません。場所が分らなくなると困るので、バスターミナルの名前をメモして、周りをウロウロしてみました。

でも、何もランドマーク的なものもなければ、火車駅 (列車の駅) すら見当たらない。
えーーーん。

宝鶏市で迷子。

小一時間ウロウロしましたが、もう無理!! 明るいうちに西安に戻りたいし!!
ってことで、必殺技です。

Hey! 的士!!!!

こうなりゃ、金にモノ言わせてタクシーで行ってやる!
ということで、タクシー捕まえて、ガイドブックを見せて 「我想去 ココ!!!」 (ここに行きたい) を連発。そして無事出発ーーーー!!
走ること1時間。50キロありました・・・・爆

でも到着!!!!!
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そうです、五丈原です!!!!!!
234年に、諸葛孔明がここで亡くなったのです。
もう、鳥肌。
IMG_0404_R五丈原の戦いのシーンが頭をぐるぐるしますねぇ・・・。
タクシーのおっちゃんに、「ここでまってて」 という中国語メモを見せ、1人ウロウロ開始です!!!

拝観料20元。
IMG_0395_Rほとんど人はいませんでした・・・。
中国の人は三国志好きじゃないの??

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すごいなぁー。

吉川英治の世界に自分がいるよーって感じです (笑)。
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天下三分って書いてあります!! 全体的になんて書いてあるのかわからないけど、興奮 (笑)。

孔明様・・・
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あなたのために、遠路はるばるやってまいりました・・・。遠かったですよ・・・・・。

孔明が亡くなった際に、赤い星が流れ落ちたという言い伝えがあって、その模型が祭られていました。
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あーーー、五丈原堪能!!!
ちなみに、五丈原の周りは何もございません。
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牧歌的な雰囲気漂う畑です・・・・笑
ここで孔明死んじゃったのかぁ・・・・・・・。

もう一度吉川英治三国志を読みたいよぅ・・・・。

本当はこのまま漢中へ抜けたかったのですが、何やらわかりにくいのと非常に遠いので、漢中は次回の旅に取っておくことにします。定軍山に孔明のお墓があるんですよねぇー☆

ということで、的士のおっちゃんと再び宝鶏バスターミナルへ戻りました。
ここ宝鶏市は、太公望ゆかりの地でもありまして、市街地と五丈原の間に、太公望が釣りをしていたという池もあるのですーーー。観光地になってます。オイラは行かなかったですが。

五丈原まで往復100キロの旅 (爆)
的士料金、3000円。

安いけど、高い~!! 飲み代の半分くらいの値段なのに・・・。オイラ、3000円でドキドキする人間になりました (笑)。100元札って、どうも100ドル札的な感じがしちゃって、すごい高い気がするんですよね。昔はタクシー乗りまくりだったのに・・・・。

そして再び宝鶏からバスで西安へ。
なぜか38元。行きは44元だったのに。安くなってるからいいけど。

そして、相変わらず人が溢れる西安駅から、603の路線バスに乗り宿を目指したのですが・・・

突然バスが警察に囲まれ、45分ほど軟禁状態。

そしてバスに乗り込んできて、なにかを探してました・・・。
てか、降ろしてくれーーーーーー!! と言っても、警察に包囲されて降りれない・・・Orz

ようやく1名、片言の英語を話す警官を発見し、話を聞いたところ、「このバスの中で携帯電話が盗まれた人がいる」 とのこと・・・

SO WHAT!!!!!!

オイラには関係ないよ~。ってか、それだけでこんなに警察がー? ウソでしょー? 旅行者だと思って適当なこと言ってんじゃないの・・・・。
そして約45分後くらいに、バスを降ろしてもらえました・・・・。泣きそう。疲れてるのに~。

そんなこんなで、やっとのこと宿へ戻りました・・・Orz 今日はシャワー浴びてパッキングして、早めに寝ます。
明日は洛陽へ向かいますよーーーー☆☆


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