世界一周: 中国

青蔵鉄道の旅 - 成都からラサへ

3月30日の夜9時発の青蔵鉄道に乗って、一路チベット自治区ラサへやってまいりました!

成都でずっとお世話になっていた Sims (宿) で、出発直前に 「他にも4人の日本人が同じ列車でラサに行きますよ」 と聞きまして、その4名の方と出発前に出会うことが出来ました。彼らはもちろん宿で出来上がった即席グループで、一緒にネパールまで行くのだそうです。男性3名、女性1名。

実は私、日本人宿にながーーーーく滞在しているような (沈没?) 旅行者ってちょっぴり苦手で (スミマセン)、どんな人たちなのか何気に不安だったのですが、イイ人達ばかりで安心・・・笑

特に女性の方は、列車内で隣のコンパートメントだったので、ずっとおしゃべりしたり、一緒に食堂車で飲んだくれたりできて、すんごい楽しかったデス~~。年も近くて、旅の仕方が私と似ていて (極貧旅行と豪華旅行のちょうど中間あたりの旅www)、話が合いました♪

そんな彼女と話してたんですけど、日本人宿で出会う1人旅の人で、男性は結構グループで固まって宿に長期滞在している人が多いんですよね。でもって、年齢層も若め。一方、女性の方は私と似たり寄ったりな年で、目的があるので1人であっちこっち移動しまくりな感じ。彼女もそう思っていたらしく、宿の人にそう話したら、「ながーーーく滞在しているのは、圧倒的に男性が多くって、女性は目的を達成したら、次の土地に向かってすぐ移動するので、短期滞在ばかりなんですよ」って言っていたそうです。面白いね。そして、男性はドミが多くって、女性はシングルルームに滞在している人がほとんどだそうです。かく言う私たちもそうでした (笑)。

さて話は列車移動に戻りまして・・・

私たちは硬臥に乗っていましたが、食堂車に行くには硬座 (椅子) の車両をいくつか通り抜けて行かねばなりませんでした。これがものすごい・・・。生ごみの匂いと、訳の分らん食べ物のにおいと、煙草の匂い・・・・。椅子に座って (というか、床に寝てる人もいたけど) 45時間だから、すごい疲れそうです。
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食堂車で、高地にたどり着く前に2人で乾杯♪
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アジアでは、女性がビールを飲むのって結構珍しかったりするんですよね。日本くらいじゃないのかと思うほど (行ったことのない国ではわからないですが)。

宿に欧米人がいればあまり違和感がないのですが、現地人ばかりのところでビールを飲むと、異常に目立ちます (笑)。今回も、隣の席の酔っ払った中国人に、じーーーーーーーーーーっと凝視され (珍しかったらしい)、最後に乾杯しよう! と強制的に乾杯させられました (笑)。

↓食堂車。
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写真を撮ったら、ソッコウ注意されましたよ (笑)。中国ではあまり列車の写真とか撮ってはならないんですよね。知ってて撮ってるんですけど (確信犯w)。日本の方が進んでるから別に真似したりしないのにね (笑)。

夜になると、↓こんなものが配られました。
ザ☆酸素チューブ
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通路や各ベッドに、↓こんな酸素吹き出し口があるので、そこにぶっさしてつかうようです。
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チューブは、↓こんな感じになっていて、鼻から吸引。
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試してみたけど、なーーーんにも出てこなかったヨ・・・泣

ちなみにこの列車、最高地点が海抜5,072Mです! 列車の中にいるのでさほど高地という感じはしませんが、走るとちょっとめまいがする感じ。ちなみに、途中で通過する "唐古拉駅" という駅は、海抜5,068M にあり、世界一高いところにある駅なのだそうです~。昨年訪れたボリビアの首都ラパスにある空港は、約4,000Mのところにあって世界一高いところにある空港でした (笑)。

途中、景色がとっても綺麗でしたよ~!!
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そんなこんなんで、45時間の旅も無事終了してラサ駅到着です!! 長かったけど楽しかったのは、きっと一緒に移動してきたお友達がいたおかげ~。
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ということで、これから4日間のラサ観光ですわよ~♪


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