今日は朝2度寝をしたばっかりに、朝7時半イヤイヤ起きる羽目に・・・
やっぱり2度寝はしちゃぁいかんね。
さて今日は世界遺産リラの僧院へ行く日でございます☆
ソフィアは快晴。
でも迎えの車は来ない・・・・・
宿のおばちゃんに電話してもらったら、「忘れてた」らしい・・・。いいよ、怒りませんよ。
そういうこともあるよね。
大人になったね、オイラ (34歳にしてようやく・・・)。
そして現れた車に、日本人1名・カナダ人2名を詰め込み出発ですよ。
ソフィア市街から、リラまでは約120キロ。
道はキレイに舗装されており、2時間で到着しました。古い地球の歩き方には3時間って書いてあったので、ドキドキしてましたが・・・。
ここでドライバーさんからの提案。
「近くに洞窟があるんだけど、行ってみる?」
行く行く~!! ってことで、僧院から4キロ離れたところにある洞窟へ向かってみたですよ。
順調に洞窟へ行けるかと思いきや
突然の土砂降り。
どっかの誰かがバケツをひっくり返したにちがいねー。
服を着たままシャワーを浴びた状態になりましたよ。
まぁ、ここまで来るともう潔く濡れてやれ! みたいなね。
ただ、カメラだけ死守しました。
と言うことで、洞窟への道半ばで戻ることに・・・。何しに行ったんだ(笑)。
そしてリラの僧院に到着しましたですよ。
入り口。
美しい!
雨が降っていても、霧がかかっていても、むしろそれらが一層僧院を美しく引き立てるような、神秘的な景色が広がっていました。
ここリラの僧院は、敷地の中央にブルガリア正教会 ↓ があり・・・
その周りを、住居 ↓ が取り囲んでいる構成になっていました。
今日に至るまでの間に、破壊や火事などで壊れてしまった箇所も多々あるようですが、見事に復興され、1983年にはユネスコ世界遺産に登録されたそうデス。
どの角度から見ても、カメラを構えずにはいられない美しい佇まい。
そしてこの中央にある正教会、外側を取り囲む廊下の壁・天井には素晴らしいフレスコ画が描かれています。
教会内部は、露出度の高い服装やカメラ撮影などは一切禁止。
神聖な場所です。
内部は写真がないのでお見せできませんが、金をふんだんに使っているのに、どこか質素で厳かな雰囲気が漂っていました。
信者の方が、熱心にお祈りをささげておりました。
しかし、本当に斬新なデザインの僧院。
ここだけ見たら、まるで楳図かずおのまことちゃんハウスですよ。
窓とか細部まで見事なんですけど、ぐわしって中で誰かがやってそうです。
そしてこの教会・・・
赤と白のシマシマまことちゃんハウスと、白と黒のシマウマストライプの組み合わせに、よく見たら上には、黄色ベースのドームが乗っかっています。そしてその内側には、ブルーを基調にしたカラフルなフレスコ画がびっしり。
1つ1つが個性的で、主張が強いのに、こうも1つの建物の中でまとまっているって・・・・。なんか本当にスゴイなぁー。
ずっと見ていても、飽きませんでした。
もっと見てたかった。
住居部分にも、可愛らしくディテールの凝ったデザインを見ることができます。
ここね、なんと宿泊できるんですって!!
そして夜の僧院はもっと素敵なんですって!!!
オイラ、絶対にここにまた来るって誓いました。
晴れた日にも見たいし、夜の僧院も見たいし、なんと言ってもこの静寂の中で一晩過ごしてみたい・・・。
ここリラの僧院はかなり山奥にあり、すぐそばには川も流れています。
晴れの日はちょっとしたハイキングもできそうなので、こりゃ本当にまた来ねば!!
今日1日本当に疲れたけれど、思い出に残る1日となりました。
という訳で、再び2時間車に揺られてソフィアに戻ってきたデスよ。
さて、明日は夜行列車でルーマニアです♪
**追記**
本日141日目の出費を持って、ついにここまでで使ったお金が100万円を突破しました。
100万と2000円くらいです。これは3月3日に成田を出発してからのお金なので、準備金および世界一周航空券の代金は含まれていません (イコール「成田→北京」「デリー→ヨルダン」分のフライト代が入っていない)。
途中、PCを買うというハプニングがなければ、トルコまで100万でいけたのにー。と思うと、ちょっと悔しいですww