世界一周: ブルガリア 世界遺産

ブルガリアの山中でびしょぬれ

今日は朝2度寝をしたばっかりに、朝7時半イヤイヤ起きる羽目に・・・
やっぱり2度寝はしちゃぁいかんね。

さて今日は世界遺産リラの僧院へ行く日でございます☆ 
ソフィアは快晴。
でも迎えの車は来ない・・・・・
IMG_5191_R

宿のおばちゃんに電話してもらったら、「忘れてた」らしい・・・。いいよ、怒りませんよ。
そういうこともあるよね。
大人になったね、オイラ (34歳にしてようやく・・・)。

そして現れた車に、日本人1名・カナダ人2名を詰め込み出発ですよ。
ソフィア市街から、リラまでは約120キロ。
道はキレイに舗装されており、2時間で到着しました。古い地球の歩き方には3時間って書いてあったので、ドキドキしてましたが・・・。

ここでドライバーさんからの提案。
「近くに洞窟があるんだけど、行ってみる?」
行く行く~!! ってことで、僧院から4キロ離れたところにある洞窟へ向かってみたですよ。
IMG_5204_R

順調に洞窟へ行けるかと思いきや

突然の土砂降り。

どっかの誰かがバケツをひっくり返したにちがいねー。
服を着たままシャワーを浴びた状態になりましたよ。

まぁ、ここまで来るともう潔く濡れてやれ! みたいなね。
ただ、カメラだけ死守しました。
と言うことで、洞窟への道半ばで戻ることに・・・。何しに行ったんだ(笑)。

そしてリラの僧院に到着しましたですよ。
入り口。
IMG_5275_R

そして中に入ると~
IMG_5226_R

美しい! 
雨が降っていても、霧がかかっていても、むしろそれらが一層僧院を美しく引き立てるような、神秘的な景色が広がっていました。

ここリラの僧院は、敷地の中央にブルガリア正教会 ↓ があり・・・
IMG_5220_R
その周りを、住居 ↓ が取り囲んでいる構成になっていました。
IMG_5211_R

今日に至るまでの間に、破壊や火事などで壊れてしまった箇所も多々あるようですが、見事に復興され、1983年にはユネスコ世界遺産に登録されたそうデス。
どの角度から見ても、カメラを構えずにはいられない美しい佇まい。
IMG_5228_R

そしてこの中央にある正教会、外側を取り囲む廊下の壁・天井には素晴らしいフレスコ画が描かれています。
IMG_5230_R

IMG_5238_R

教会内部は、露出度の高い服装やカメラ撮影などは一切禁止。
神聖な場所です。
IMG_5229_R

IMG_5246_R

内部は写真がないのでお見せできませんが、金をふんだんに使っているのに、どこか質素で厳かな雰囲気が漂っていました。

信者の方が、熱心にお祈りをささげておりました。
しかし、本当に斬新なデザインの僧院。
ここだけ見たら、まるで楳図かずおのまことちゃんハウスですよ。
IMG_5243_R

窓とか細部まで見事なんですけど、ぐわしって中で誰かがやってそうです。
そしてこの教会・・・
IMG_5220_R

赤と白のシマシマまことちゃんハウスと、白と黒のシマウマストライプの組み合わせに、よく見たら上には、黄色ベースのドームが乗っかっています。そしてその内側には、ブルーを基調にしたカラフルなフレスコ画がびっしり。
1つ1つが個性的で、主張が強いのに、こうも1つの建物の中でまとまっているって・・・・。なんか本当にスゴイなぁー。

ずっと見ていても、飽きませんでした。
もっと見てたかった。

住居部分にも、可愛らしくディテールの凝ったデザインを見ることができます。
IMG_5258_R

木造の香りがいいねぇー。落ち着きます。
IMG_5262_R

ここね、なんと宿泊できるんですって!!
そして夜の僧院はもっと素敵なんですって!!!
オイラ、絶対にここにまた来るって誓いました。
晴れた日にも見たいし、夜の僧院も見たいし、なんと言ってもこの静寂の中で一晩過ごしてみたい・・・。

ここリラの僧院はかなり山奥にあり、すぐそばには川も流れています。
IMG_5273_R

お水も美味しいって評判だそうですよ。
IMG_5280_R

晴れの日はちょっとしたハイキングもできそうなので、こりゃ本当にまた来ねば!!
今日1日本当に疲れたけれど、思い出に残る1日となりました。

という訳で、再び2時間車に揺られてソフィアに戻ってきたデスよ。
さて、明日は夜行列車でルーマニアです♪

**追記**
本日141日目の出費を持って、ついにここまでで使ったお金が100万円を突破しました。

100万と2000円くらいです。これは3月3日に成田を出発してからのお金なので、準備金および世界一周航空券の代金は含まれていません (イコール「成田→北京」「デリー→ヨルダン」分のフライト代が入っていない)。

途中、PCを買うというハプニングがなければ、トルコまで100万でいけたのにー。と思うと、ちょっと悔しいですww


Copyright© Round the World , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.