24日は、午前3時45分に起きて、
縄文杉トレッキング
へ、行ってまいりました。
往復22km、10時間~11時間かかる道のりです。
感想から言うと、
ゲロ吐くかと思うほど、きつかったデス(笑)。
富士登山とどっこいだけど、富士登山は下りが楽だった・・・・でも、縄文杉トレッキングは、帰りも容赦なく私に試練を与えてきました。
ふわっと意識朦朧としかけて、橋とか崖から落ちるかと思ったこと数回。
オソロシイ・・・・
まぁ、オイラは体力皆無なので、日ごろからそこそこ運動されている方は、そこまでじゃないとは思いますが。。。。
亡くなった方もいるそうですよ、縄文杉トレッキングで。なめたらいかんね。
さて、今回の宿は鹿児島からフェリーが着く宮之浦というところにございました。
まずは、宿のすぐそばにある宮之浦というバス停から、路線バスに乗ります (4:33am 発が始発)。
確か50分くらいバスに揺られて、終点の屋久杉自然館まで 910 円。
↓ここでバスを降りて、ここからはシャトルバスで荒川登山口まで移動です。
(この屋久杉自然館までは、今の時期だと一般の車でも入れますが、ここから先は規制されてます)
シャトルバスに揺られること40分ほどで、登山口に到着。
結構人がいましたねぇー。
ガイドさんをつけて登ってる人の方が、割合的には多かったと思います。
オイラたちはガイドなしでしたけども。
最初の8キロちょいは、トロッコ道と呼ばれるトロッコの線路上をテクテク歩きます。
↓スタート風景
このときは、この先にゲロ吐きそうなほどつらい道のりが待っているなどとは、知る由もなく・・・・
(意外に大丈夫だろうとか、高をくくってたwww)
楽しーとか思ってまして、ちょっとペースも早めに歩いてたんですよねぇ。
緑の中を歩くって、やっぱり気持ちいいし☆
でも、線路の上は歩きにくかった(笑)。枕木の間隔が均一じゃないので、歩幅が定まらず、なんかふらふらしてましたww
手すりのない橋があって、ちょっと怖かったり。
これさ、最初はいいけど、疲れてたらマジでフラっと落ちそうです。
なんかだんだんすごい大きな音がしてきたと思ったら!
おぉおぉ、トロッコ!!
そして何とか8キロちょいを歩き切り、ここでトロッコ道終了。
そして、大株歩道入り口到着です。
ここからだよ、大変なのは・・・・・・・
たったの600メートルじゃんと思ったアナタ!!
こんなに死にそうになる600メートルなんて、あるのだろうかってほどの道のりでした。
疲れすぎて写真もありません。
途中にあった翁杉。
この杉は、推定樹齢2000年と相当古い杉の1つなのですが、2010年に倒れてしまったのです。これは私もニュースで見て覚えていました。
そして息も絶え絶えになって到着したのが、ウィルソン株。
ピースして立っている人の後ろにあるのが、大きな切り株なんです。
一説では、大阪城築城のために豊臣秀吉が切らせたといわれています。
スゲー。
これを見つけて紹介した植物学者ウィルソンさんの名前が付けられて、ウィルソン株と呼ばれているこの切り株。
とーーーっても大きいので、中に入ることができます。
そして、中から穴が開いている切り株の上を見上げると・・・・
ハート型♥
キャッキャッ
すんごいキレイ☆
今私の iPhone の待ち受けは、この画像ですwww
お気に入りの1枚になりました。
癒されたよー、ウィルソン株☆
そしてウィルソン株から確か2キロ弱くらい歩いて、ようやく縄文杉へと続く階段に到着しました。
ゲロ吐きそうな体に鞭打って、最後の階段を上りきると、そこにあるのが
ただの古い杉でしょ、もう杉なんていいよ、見飽きたよ、帰りたいよ
と、途中弱音を吐いた私でも、縄文杉までたどり着けました!
相方に励まされつつ・・・・
推定樹齢7200年と言われていた縄文杉も、今では2170年だかで、正直正確なことはわからないそうです。
でも、一番胴回りが大きい杉だったかな。
いやー、とりあえず見れてヨカッタ。
どっかのガイドさんが、
縄文杉は、とりあえず1回見ておけばいいです。
って言ってましたが、ホントその通り。
屋久島は縄文杉だけじゃない!
私も1度見たので、これで良しとしよう。
ってことで、帰り道にお昼ご飯。
民宿で、朝と昼のお弁当を予約して持ってきていたので、森の中でいただきました☆
お弁当を食べたら、再び10kmほどの道のりを戻ります。
途中あったおじさんw
水分はまめに補給が必要ですが、持っていくペットボトルは1本でOK。
なぜなら、水はあちこちから出ているからですw
しかも、美味しい水~。
でもね、マジできつかったです、帰り道。
膝は笑うどころの騒ぎじゃないし、足の裏は痛いし、足は上がらないし・・・・
なんとか帰ってきたときは、うれしくて泣きそうでした(笑)。
そして翌日、尋常じゃない筋肉痛に襲われたことは言うまでもありません。
でも行ってよかったよ、縄文杉!!