まだまだ続く長崎初日。日記は早くもシリーズ3回目に突入しちゃっていますが・・・笑
亀山社中記念館、資料館、勤王稲荷を見たおいらたちは、再び坂を上って風頭公園を目指します。登る登る・・・・
途中、龍馬も好んで使っていたという亀山焼きの、窯跡がありました。
もうなんでも龍馬ってつけりゃー良いってもんじゃぁないがぜよ。
風頭公園は、長崎の港を見下ろす高台にあります。どれだけ高いところに何があっても、もう驚きません。ってことで、景色だけはサイコー。
やっぱり福山雅治じゃない・・・・・
ちなみにこの像は、龍馬ファンの募金によって作られたものなんだとか。
そしてこの龍馬像から少し先に進むと、墓地があります。ここに眠っていらっしゃるのが・・・・・(長崎に来ても墓めぐりしてるw)
写真家上野さん。そう、前の日記で撮影所跡を紹介した上野さんです。
あなたのお写真、色々拝見しましたよとお参りしてきました。
さて、ここからどうしましょうかね? と相方と作戦会議。最初は来た道を戻ろうかと思ったのですが、地図をよくよく見ると反対側を通って思案橋の方へ抜けられるかも・・・ってことで、上野さんのお墓を通り過ぎさらに奥へ進んでみました。
途中から墓地に突入です。長崎のお墓は、墓石に掘った文字を金色にするのが特徴なんだとか。
ゴージャスです。
あー、楠本イネだぁ!
イネさんは、シーボルトの娘さん。シーボルトってさぁ、ドイツ人なのにオランダ人だとウソついちゃってたり (オランダ語は怪しかったらしい)、シーボルト事件起こしてみたりと、なんだか色々すったもんだした人なんだよね。お医者さんなのに・・・
ちなみにこの楠本イネさんは、長崎三大女傑の1人。もう1人は大浦慶で、龍馬を支援していた長崎の商売人ですね。もう1人は・・・・知らないですw
って、上かよ!!
今下ってきたのに~!!! ってことで、↓この階段を登る元気はなかったので、断念。
そしてたどり着いたのが、皓台寺。
予想以上に大きくて立派なお寺さんでした。幼稚園がくっついてて、いい感じ。
さて、このお寺に来た目的は、ずばり。
近藤長次郎さんのお墓をお参りするためです。
近藤さんは、龍馬と一緒に亀山社中で働いていた饅頭屋の息子。饅頭屋長次郎。龍馬伝では、大泉洋が演じてました。
でもね、境内にあるお墓を見渡しても、長次郎さんのお墓らしきものが見つからないのです。ってことで、相方が住職さんに場所を聞きに行ったら。。。
「あらー、珍しいねぇ。最近はめっきり長次郎さんのお墓に来る人も少なくなってて・・・」
って、言われてしました(笑)。そして、さらりと
「長次郎のお墓は、上の方にありますよ」
。。。。ナヌ!上と言ったか。今、上にあると言ったか!!!
クゥーー・・・・せっかく下ってきたのに、また上るとは・・・・・。
もう死にそうです。こっちが死にそうです。
さて長次郎さんは、小曽根家のお墓の一角に眠ってるんですって。
長次郎さんは、みんなに内緒でこっそりイギリスへ渡ろうとしてそれがバレてしまい、結果切腹する羽目になってしまいました (かなりざっくりw 他にも金銭がらみとかあるみたい)。色々説があるみたいですけど、沢村惣之丞が切腹を命じたという話もあるみたいです。
この墓石には、長次郎さんが切腹をした小曽根さん家の離れの名前、「梅花書屋」が彫られています。彼が切腹したとき龍馬は長州に行っていて、長崎に戻ってびっくり・・みたいな。俺がいたら長次郎を死なせはしなかったのにと、言ったとか言ってないとか。
ってことで、朝長崎についてから、亀山社中~風頭公園~皓台寺と歩きっぱなしで、ヘロヘッロ。灼熱地獄だし、本当に体力消耗しました(笑)。
ってことで、思案橋で見つけたお店に入って、ビールしこたま飲みましたよ!お昼なのにw
そして、長崎初日はまだまだ続くのです・・・(ヲイ)。