世界一周: 中国 世界遺産

神の土地 - ラサ

さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが・・・

なんか、PC 復活しました~!! ミラクル! これも神の土地ラサのパワーか!
昨日の夜、「パッチ当ててからだよなぁー、CPU 100% 現象で何もできなくなったの」 と改めて思い出し、

適用したパッチを片っ端からアンインストールしてみたのれす。

取りあえず、Windows 関連と Silverlight 関連。Office 系は無関係かなぁーと思って。

そしたら、ビンゴ!!!
オイラ、ブリリアント!!!
(自画自賛)

正常に動き始めましたですよ、奥さん。
なんでも考え付いたらやってみることですわね。でも、CPU100%の中アンインストールしたので、えらい時間かかりました・・・Orz まぁ、結果として直ったわけなので、いいんですけど。るるるーん♪

ただ、コンパネ開いて1つアンインストールするのに異常に時間がかかるので、1つ1つ削除しながら試すことができなかったわけです。だもんで、どいつが悪さをしていたのかは不明。今後、パッチ当てられないじゃん・・・笑

そういうわけで、オイラのPCが無事復活です! でも、部屋のネットは相変わらず死んでいるので、観光の合間に見つけたWiFiがタダで使えるカフェでネットちぅ~♪ 宿から近いのでたぶん入り浸りになること間違いナッシング。

さて本日。朝からガイドの DAWA さん (年齢不詳・男性・チベタン) と一緒に、まずはとっても見たかったポタラ宮へ行ってきました!!!

青い空に白が映えます。天空の宮殿って感じ・・・・・・・。このポタラ宮、ラサの市街地にあり私のホテルからも歩いて15分くらい。ゴミゴミした街とこのポタラの姿があまりにマッチしないので、不思議な感じでした・・・。

ちなみに、このポタラは白い宮殿と赤い宮殿の2種類があります。白い宮殿は7世紀にたてられたものなのです。
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世界遺産のポタラ宮。
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高地で登る階段は、ひときわきっついです・・・
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途中でゼイゼイハーハー言いながら休憩・・・笑

そしてポタラ宮の中を1時間半ほどかけて、じっくり見てきました!! 入場料は100元。100元の価値ありです! ちなみに、チベタンは1元で入れるのですって。

宮殿内部の撮影は一切禁止だったので、写真をお見せすることが出来ず残念ですが、これを見に来るだけでもラサに来る意味があるなぁって思いました (この後行ったジョカンと合わせて)。

このポタラ宮は、そもそもダライ・ラマのお住まいです (確か冬の間)。その他、政府系の仕事をするオフィスにもなっているそう。一般公開されているのはほんの一部で、その他は非公開。今のダライラマ (14世) はインドに亡命してしまっているので、もうすでに住居にはなっておりません。

また、ここにはダライラマ5世から13世までのお墓があり、ミイラ化されたダライラマが埋葬されています。一番大きなお墓は5世のお墓で、高さ15Mの塔になっており黄金で装飾されていました。他のお墓と比べて倍近く大きく、圧巻でした。

ちなみに、ダライラマ1世のお墓はシガツェという都市、2世~4世は別の都市に埋葬されているのだそうです。

ここでガイドさんに、「ダライラマってどうやって決めるの?」 と質問してみたところ、なんでもダライラマが亡くなった後に、次のダライラマがどの町に現れるかというお告げを聞き、それをもとに次のダライラマを探すのだそうです。平均で、5-6年かかると言っていました。。。そして、ダライラマが生まれる家を見つけ、両親に 「次に生まれる子供がダライラマだ」 と告げるのだとか。そして両親には褒美が与えられ、一族揃ってラサに引っ越すことになるんですって。何やら複雑です。

というか、「この町で次のダライラマが生まれる」 なんて来るらしいので、町中大騒ぎになりますよね。

ちなみに、ダライラマ4世はモンゴル人なんですって。
ガイドさんが、「4世だけ外国人なんだよ」 って言っていたので、おかしかったです。外国人のダライラマ (笑)。

ポタラ宮の中には、各ダライラマの部屋があります。ダライラマがなくなると、次のダライラマが新しく部屋を作って、VIP との面会や瞑想なんかをするお部屋。ちなみに今のダライラマ14世は、部屋を新しく作る前にインドに亡命してしまったので、ないそうです。でもこのおかげで、ポタラ宮はちょっとずつ建て増しをしていて、大きくなってきているのですって!

ここには書ききれませんが、チベットの歴史を本当に沢山聞くことが出来て充実したポタラ宮観光となりました。滞在中にもう一度その姿を眺めに行こうっと☆

そして午後は、ジョカン (大昭寺) へ行って参りました! ここはチベット仏教中心の地。遠くから五体投地をする巡礼者も、まずはこのジョカンへやってくるのです。
世界遺産碑の前で五体投地をする人たち。
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沢山の人がお祈りをしていました。
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ジョカン内部も写真撮影は禁止でした。85元を払って入場。

このジョカンは、チベットを統一したソンツェン・ガンポ (チベット国王) に嫁いできた、ネパール王妃のために建てられた寺院です。ちなみにこのソンツェン・ガンポさん、奥さんが3人おります。ネパール、中国、チベットのお妃さま。でも、後継ぎ問題でお妃さん達がもめるのが嫌だったので、チベット人の王妃だけが子供を産んだそうです。

またまたちなみに、このソンツェン・ガンポさんが、ポタラ宮の "白い宮殿" を7世紀に造りました。すごい人なんです。

ソンツェン・ガンポがこのジョカンを作る際に、指輪を投げ、その指輪が落ちたところにジョカンを作ると決めたそうなんです。でもって、その指輪が落ちた場所が湖だったため、その湖を埋めてジョカンを建てることにしました。そして埋める時に、単に土で埋めるのではなく、神聖な動物であるヤギをまず埋めて、それから土で埋めたのだとか。

そのため、ソンツェン・ガンポが湖を埋める時にお世話になった、ヤギ (ra) と土 (sa) に敬意を払って、ラサ (ヤギの土地) と命名したといわれているそうです。だから、"ラサ" という都市の名前の発祥の地なんですねぇ~。

興味深いです・・・。

なお、このジョンンは中国名で大昭寺。そしてもう一つ、小昭寺という名の寺院もあります。こちらは中国人王妃のために建てられたもの。しっかし、国王亡き後、中国人王妃が 「アタクシ、大昭寺の方がよろしくってよ」 ということで、大昭寺に自分のモノを全て移動し、ネパール王妃のものを小昭寺へ移してしまったんですって。なんとまぁーーーーー。確かに大昭寺の方が規模も大きく、チベット仏教の中心なので、わかりますが、ちと横暴。今でも中国国内では、大昭寺が中国王妃のためのもの、そして小さい寺院はネパール王妃のものって教えられているんですって・・・Orz

いやー、今日1日で色んな勉強をしました。どれも興味深いです。今はまだ中国なので、調べたくても開けない WEB が多々あるため (苦笑)、ネパールに行ったらもう少し調べてみたいなぁって思っています☆


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