バラナシから列車で12時間以上。
アグラへやってまいりました。
17:20 発予定の列車は、余裕で1時間遅れてバラナシ駅へ到着。
近くにいたドイツ人と、「これがインドだよねぇ。。。それにしても遅いよね。。。」 とぼやきながら待った1時間
列車は、エアコン付きの2Aというクラス。2段ベッドが向い合せになっているコンパートメントで、私は下段でした。他の3つのベッドは、フランス人のカップルとスウェーデン人。ちょっと安心・・・。
そして5:55am到着予定の列車は、さらに遅れて9時にアグラ到着。
特にアナウンスが流れるわけでもなく、アグラフォートが見えたのでスウェーデン人と一緒に、「ここアグラじゃね? アグラだよね?」 と確認して、降りてみました (笑)。
無事アグラ到着。よかった・・・・
列車を降りたら、バラナシのホームでぼやきあったドイツ人に遭遇。
2人で出口に向かって歩いていると、インド人が寄ってきて、
「よかったな、今日はタージマハルはタダだ! 君らはラッキーだ。」
としつこく言ってきました。
タージマハルは、入場料750ルピーという破格のお値段。しぶしぶながら払う用意をしていたわけですが (当たり前だw)、このおっさん、タダだと言い張ります。
ドイツ人に、「この話信じる?」 って聞いたら、
「信じない。」
即答・・・
そうだよね、なんだったんだろうね・・・・・
ということで、さっそくタージマハルへ行ってきたのですよ!!!!
チャリンコリキシャに乗って、タージの入り口まで。
突然リキシャのおっちゃんが振り向き、
「自称ガイドとは話すな、子供が寄ってきても買い物するな、そして今日は3つあるゲートのうち、1つだけ無料で入れるゲートに連れてってやるから、750ルピー浮く。だから、俺様にチップをはずめ」
的なことを、言ってきました。
(言い方は親切)
この話の3つ目。また出てきた、タージ無料の話し。
ここでオヤ? と思ったわけですよ。なので、リキシャから降りてお金を払う前に、タージから出てきたヨーロッパ人と思しき人に、「今日750ルピーの入場料払った?」 って聞いてみたのです。
そうしたら、
今日は全員無料ヨ♪
との返事が。
おぉーーーーー、あの駅にいた人は本当のことを言っていたんだわー。
ごめんね、おっちゃん。
ということで、あっさりリキシャの嘘はばれ、チップを弾むわけもなく料金だけ払ってバイバイ。残念でしたー。
タージの入り口には・・・こんな看板が。
世界遺産の日。
どうやらこれのおかげで、入場無料のようです。
ラッキーー
でもおかげで、ものすごい混雑しとりましたがな・・・・・でもしょうがないよね、タダなんだしね。
セキュリティチェックを受けて、門をくぐると、そこには~~
美しい~~
タージですよ!
壁に彫られた彫刻が、遠くから見ると透かし彫りというかレースちっくに見えてとても綺麗でした。
総大理石ってすごいよね・・・・
内部の写真は禁止されているので、撮りませんでしたがそれはそれは美しい彫刻が施されておりましたよ (ガシガシ写真撮っている人もいたけど・・・)。
木陰でタージを眺めながら小休憩。。。
暑いのでさすがにのんびりはしていられません (干からびる)。
ということで、ちゃっちゃとアグラフォートも見て参りました!
アグラフォートは、ムガル帝国時代の城塞です。
そしてこれも世界遺産のため、入場無料でした。本来は300ルピーくらいするらしいです。
赤い城と呼ばれるアグラフォート・・・
可愛らしいアーチ
なんかこの形が美味しそうに見えてしょうがない・・・
そしてこのアグラフォートから、タージが見えるのです☆
ちぃちゃいけどね (笑)。
ということで、猛暑の中アグラの観光も終了! インドで見たかったものは全てみました☆
あとは、おまけでジャイプールにより、デリーへ向かいます。
ここまで特に危険な思いもせずにこれて、本当ヨカッタ・・・。
でも宿であったノルウェー人男性は、食事に変なものを混ぜられて2日間入院したんだよ・・・って泣きそうな顔で言っていました。
本当にあるんだね、そんなこと。
バラナシ出会ったドイツ人も、知り合いがアグラで夕食を食べたら、薬を入れられて体調不良になり、連れて行かれた病院でさらに変なものを飲まされて余計悪くなったと言っていました・・・。オソルベシ。
でもオイラは無事です~